逃げ面摩耗

• 切削速度が高すぎる
• 耐摩耗性の低い材質の使用

• 最適な刃先形状の使用
• クーラント圧を上げる
• 耐摩耗性の高い材質の使用
• クーラント濃度を上げる
• 切削速度を下げ、送りを上げる

クレーター摩耗

• 刃先への切削熱/圧の超過

• 送りを下げる
• 最適な刃先形状の使用

塑性変形

• 切削域の温度が高すぎる

• 切削条件を確認する
• 送りを下げる
• クーラント圧/流量を上げる
• 耐摩耗性の高い材質の使用
• 最適な刃先形状の使用

サーマルクラック

• 表面温度の超過、断続加工、不適切なクーラント供給

• クーラント圧/流量を上げる
• クーラント濃度を上げる

肩部の欠損

• ドリルの材質・形状が加工に対して弱すぎる・不適切
• ドリルへの過負荷
• 構成刃先の発生

• 径方向の振れを確認
• 送りを下げ、切削速度を上げる
• チャック部分の確認
• ポケット部のクランプが弱い場合は
  ツールホルダーを交換
• クーラント圧を上げる
• 外部クーラント使用の場合は、
  クーラント供給の向きを調整

構成刃先

• 切削域の温度が低すぎる
• 強度の高い刃先形状のドリルの使用
• 低炭素鋼、ステンレス鋼、アルミなど
  粘着性の高い被削材の加工

• 送りを上げる
• 切削速度を上げる
• クーラント圧を上げる
• クーラントの流量を確認

チッピング(刃先)

• 耐摩耗性の低いチップ材質の使用
• 構成刃先の発生
• クーラント供給が不十分

• 送りを下げる
• 切削速度を上げる
• クーラント圧を上げる
• 外部クーラント使用の場合は、
  クーラント供給の向きを調整
• 最適な刃先形状に変更
• チャック部分の確認

チッピング(チゼル)

• チゼルの振れが大きい
• 高い送りと遅い切削速度の組合せ

• 送りを下げ、切削速度を上げる
• 芯ズレの確認(0.02mmを超えないように)
• チャック部分の確認
• ポケット部のクランプが弱い場合は
  ツールホルダーを交換

チッピング(肩部)

• 径方向の振れを確認
• クーラント供給が不十分

• 径方向の振れを確認
• 送りを下げ、切削速度を上げる
• チャック部分の確認
• クランプが弱い場合はツールホルダーを交換
• クーラント圧を高くする
• 外部クーラント使用の場合は、
  クーラント供給の向きを調整

ランド部の摩耗

• 切削速度が高すぎる
• 耐摩耗性の低い材質の使用
• 径方向の振れが大きすぎる

• 最適な刃先形状のドリルの使用
• 振れの確認(0.02mmを超えないように)
• 切削速度を下げる
• クーラント圧を高くする
• 外部クーラント使用の場合は、
  クーラント供給の向きを調整
• チャック部分の確認
• ポケット部のクランプが弱い場合は
  ツールホルダーを交換

逃げ面摩耗

• 切削速度が高すぎる
• 耐摩耗性の低い材質の使用

• 最適な刃先形状のドリルの使用
• クーラント圧を高くする
• 耐摩耗性の高い材質の使用
• クーラント濃度を上げる
• 切削速度を下げ、送りを上げる

クレーター摩耗

• 刃先への切削熱/圧の超過

• 送りを下げる
• 最適な刃先形状のドリルの使用

塑性変形

• 切削域の温度が高すぎる

• 切削条件を確認する
• 送りを下げる
• クーラント圧/流量を上げる
• 耐摩耗性の高い材質の使用
• 最適な刃先形状のドリルの使用

サーマルクラック

• 表面温度の超過、断続加工、不適切なクーラント供給

• クーラント圧/流量を上げる
• クーラント濃度を上げる

肩部の欠損

• ヘッド交換までの摩耗量が大きすぎる
• ヘッドの材質・形状が加工に対して弱すぎる・不適切
• ドリルへの過負荷
• 構成刃先の発生

• 径方向の振れを確認
• 送りを下げ、切削速度を上げる
• チャック部分の確認
• ポケット部のクランプが弱い場合はホルダーを交換
• クーラント圧を高くする
• 外部クーラント使用の場合は、
  クーラント供給の向きを調整

構成刃先

• 切削域の温度が低すぎる
• 強度の高い刃先形状のドリルの使用
• 低炭素鋼、ステンレス鋼、アルミなど
  粘着性の高い被削材の加工

• 送りを上げる
• 切削速度を上げる
• クーラント圧を高くする
• クーラントの流量を確認

チッピング(刃先)

• 耐摩耗性の低い材質の使用
• 構成刃先の発生
• クーラント供給が不十分

• 送りを下げる
• 切削速度を上げる
• クーラント圧を高くする
• 外部クーラント使用の場合は、
  クーラント供給の向きを調整
• 最適な刃先形状に変更
• チャック、ヘッドのクランプ部分の確認

チッピング(チゼル)

• チゼルの振れが大きい
• 高い送りと遅い切削速度の組合せ

• 送りを下げ、切削速度を上げる
• 芯ズレの確認(0.02mmを超えないように)
• チャック部分の確認
• ポケット部のクランプが弱い場合はホルダーを交換

ランド部の摩耗

• 切削速度が高すぎる
• 耐摩耗性の低い材質の使用
• 径方向の振れが大きすぎる

• 最適な刃先形状のドリルの使用
• 振れの確認(0.02mmを超えないように)
• 切削速度を下げる
• クーラント圧を高くする
• 外部クーラント使用の場合は、
  クーラント供給の向きを調整
• チャック部分の確認
• ポケット部のクランプが弱い場合はホルダーを交換

チッピング(肩部)

• 径方向の振れが大きすぎる
• クーラント供給が不十分

• 径方向の振れを確認
• 送りを下げ、切削速度を上げる
• チャック部分の確認
• ポケット部のクランプが弱い場合はホルダーを交換
• クーラント圧を高くする
• 外部クーラント使用の場合は、
  クーラント供給の向きを調整

逃げ面摩耗

• 切削速度が高すぎる
• 耐摩耗性の低いチップ材質の使用

• 切削速度を下げる
• クーラント圧/流量を上げる
• 耐摩耗性の高いチップ材質の使用
• クーラント濃度を上げる

クレーター摩耗

• 刃先への切削熱/圧の超過

外刃:

• 切削速度を下げる
• 耐摩耗性の高いチップ材質の使用
• 刃先強度の高いチップブレーカーの使用

内刃:

• 送りを下げる
• 刃先強度の高いチップブレーカーの使用

塑性変形

• 切削域の温度が高すぎる

• 送りを下げる
• 耐摩耗性の高いチップ材質の使用
• クーラント圧/流量を上げる
• 刃先強度の高いチップブレーカーの使用

サーマルクラック

• 表面温度の超過、断続加工、不適切なクーラント供給

• 耐摩耗性の高いチップ材質の使用
• クーラント圧/流量を上げる

欠損

• チップ交換までの摩耗量が大きすぎる
• チップ材質・形状が加工に対して弱すぎる・不適切
• 過負荷
• 構成刃先の発生

• 耐摩耗性の高いチップ材質の使用
• 送りを下げる
• クーラント圧/流量を上げる
• 刃先強度の高いチップブレーカーの使用

構成刃先

• 切削域の温度が低すぎる
• 強度の高い刃先形状のチップの使用
• 低炭素鋼、ステンレス鋼、アルミなどの
  粘着性の高い被削材の加工

• 切削速度を上げる
• 刃先強度の高いチップブレーカーの使用
• 送りを下げる
• クーラント圧/流量を上げる

チッピング

• 耐摩耗性の低いチップ材質の使用
• 構成刃先の発生
• クーラント供給が不十分

• 耐摩耗性の高いチップ材質の使用
• 送りを下げる
• クーラント圧/流量を上げる
• 刃先強度の高いチップブレーカーの使用